イベント

「夢野久作と杉山3代研究会」第3回研究大会


2015年3月28日(土) 2015年3月29日(日)
時間: ◆3月28日(土)
  10:00~13:40 筑紫野探訪(杉山家ゆかりの地を案内)
  14:10~14:30 研究会総会
  14:40~17:30 基調講演&研究発表
  18:00~     交流会
◆3月29日(日) 
   9:00~12:00 研究発表
  12:00~     閉会式



日本近・現代史にユニークな、そして大きな足跡を残した杉山家3代のことを皆さん、ご存知ですか?福岡に深いかかわりがありながら、これまで注目されることが少なかった杉山ファミリーについて、学究的な光を当てる場を定期的に持つことで、その再評価を図り、今日的意味を考えたいと2013年3月「夢野久作と杉山3代研究会」発足し毎年、研究大会を開催しています。

 2015年3月に、第3回研究大会を杉山家ゆかりの地・筑紫野市で開催します。関心のある方々は、ぜひご参加ください。




会場
筑紫野市生涯学習センター 視聴覚室
参加費
◆筑紫野探訪参加料:500円
◆研究大会入場料(会員以外の方):500円(当日券、一日当たり)
◆研究会会費(研究大会入場料、通信費、会報頒布費を含む):会員募集中!
      個人会員5,000円(大学生以下3,000円)/企業・団体会員10,000円
◆協賛金:企業・団体1口5,000円、個人1口1,000円
◆交流会:6,000円(杉山家ゆかりの二日市温泉「大丸別荘」にて:要事前申し込み)
お申込み方法
※参加申込締切:3月14日(土)
※研究発表申込締切:2月21日(土)
いずれも、イベントPDFファイルダウンロードし申込用紙に記入の上、メールかFAXで、お申込みください。
主催
「夢野久作と杉山3代研究会」
公益財団法人筑紫野市文化振興財団 筑紫野市文化会館
後援
福岡地方史研究会

イベントのご報告

全国各地から延べ100人が参加。初日は、昨年「伊藤野枝と代準介」を上梓し評判となったジャーナリスト・矢野寛治氏が「大正の風と嵐」と題して基調講演した後、初めて全貌が明らかになった杉山茂丸の過去帳について作家の浦辺登氏が研究結果を報告。2日目も、作家・夢野久作の誕生に至る文筆活動を書誌的に解明した報告など興味深い研究発表が行われました。恒例の「筑紫野探訪」にも20人が参加し、杉山家ゆかりの山家宿や杉山龍丸がインドに贈った蓬莱米の創作者・末永仁の胸像がある福岡県農林業総合試験場などを見学しました。大会会場には、昨年、東京と福岡で開催された「ドグラ・マグラ」銅版画展の作品や杉山家の柱時計なども展示され、会員相互の交流や意見交換もあって意義深い2日間となりました。