夢野久作と杉山三代研究会第9回研究大会
2022年3月12日(土 )
時間: | 12:30~17:40(予定) |
世界的な奇書「ドグラ・マグラ」で知られる作家・夢野久作、久作の父で近代日本の国作りに大きな働きをした杉山茂丸、久作の子でインドの緑化に尽くした杉山龍丸——。この杉山家三代の事績に学究的な光を当てる研究大会を、杉山家にゆかりのある筑紫野市で開催します。今回は、作家・夢野久作をメインテーマに基調講演や研究発表を予定しています。全国から研究者や関心のある人たちが集う研究大会をのぞいてみませんか。
◆会場が変更になりました◆
【変更前】筑紫野市生涯学習センター
【変更後】筑紫野市文会館(筑紫野市上古賀1-5-1)
- 会場
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筑紫野市文化会館2階 多目的ホール
※エレベーター等の設備はございません - プログラム
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12:30~12:35 開会の言葉(会長挨拶)
12:35~14:35 基調講演/「文豪・夢野久作を歩く」杉山 満丸氏(夢野久作の直孫)
14:40~15:25 研究発表/「後藤新平宛杉山茂丸書翰について」馬場 宏恵氏(大学院生)
15:30~16:15 研究発表/「夢野久作と能」加我 元子氏(研究生)
16:20~16:50 報 告/「国書刊行会の夢野久作全集編纂に関わって」沢田 安史氏(探偵小説愛好家)
16:55~17:25 報 告/「夢Qが見上げた満月(ぱんぱんしゃん)」梅乃木彬夫氏(夢野久作研究家)
17:30~17:40 閉会の言葉
- 料金
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◆会員・年会費/個人会員5,000円(大学生以下3,000円)
(研究大会参加費、通信費、会報9号1冊頒布費を含む)
◆一般参加者入場料/1,000円
- お申込み方法
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「夢野久作と杉山三代研究会」事務局(筑紫野市文化会館内)にお申し込み下さい。
TEL092-925-4321 FAX092-925-4322 - 主催
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夢野久作と杉山三代研究会
(公財)筑紫野市文化振興財団 筑紫野市文化会館
イベントのご報告
「夢野久作と杉山三代研究会」の第9回研究大会が12日、筑紫野市文化会館の多目的ホールで開催されました。
同研究会は、日本三大奇書の一つと言われる『ドグラ・マグラ』で知られる作家・夢野久作と、その父親で日本の近代化に尽くし“東洋の国士”と言われた杉山茂丸、久作の子で私財を投げうってインドの緑化に努め“グリーンファーザー”と慕われた杉山龍丸の杉山家三代の事績に学究的光を当てようと2013年、杉山家ゆかりの筑紫野市で発足しました。
コロナ禍もあって、参加者は20人余でしたが、大会の様子はZOOMでリアル配信され、全国の多くの会員が視聴しました。
今回は、夢野久作をメインテーマとし、久作の直孫で筑紫野市在住の杉山満丸氏が「文豪・夢野久作を歩く」と題して基調講演、久作の半生や作品世界について、身内ならではの興味深いお話を聞かせてくれました。
また、埼玉から駆け付けた研究家・加我元子氏の研究発表「夢野久作と能」や現在、国書刊行会から出版されている『定本夢野久作全集』全8巻の編集に携わっている沢田安史氏が横浜からZOOM送信で参加し、全集編纂の裏話を紹介するなど、充実した1日となりました。
大会の研究成果は、会報『民ヲ親ニス』第9号として、まとめられます。
同研究会は、日本三大奇書の一つと言われる『ドグラ・マグラ』で知られる作家・夢野久作と、その父親で日本の近代化に尽くし“東洋の国士”と言われた杉山茂丸、久作の子で私財を投げうってインドの緑化に努め“グリーンファーザー”と慕われた杉山龍丸の杉山家三代の事績に学究的光を当てようと2013年、杉山家ゆかりの筑紫野市で発足しました。
コロナ禍もあって、参加者は20人余でしたが、大会の様子はZOOMでリアル配信され、全国の多くの会員が視聴しました。
今回は、夢野久作をメインテーマとし、久作の直孫で筑紫野市在住の杉山満丸氏が「文豪・夢野久作を歩く」と題して基調講演、久作の半生や作品世界について、身内ならではの興味深いお話を聞かせてくれました。
また、埼玉から駆け付けた研究家・加我元子氏の研究発表「夢野久作と能」や現在、国書刊行会から出版されている『定本夢野久作全集』全8巻の編集に携わっている沢田安史氏が横浜からZOOM送信で参加し、全集編纂の裏話を紹介するなど、充実した1日となりました。
大会の研究成果は、会報『民ヲ親ニス』第9号として、まとめられます。